DC63タービンヘッド(DC63TH) ダイソン サイクロン掃除機のレビューと最安値価格

ダイソン DC63TH ダイソンのサイクロンクリーナー
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DC63THはどんな掃除機か

 DC63タービンヘッド(DC63TH)は、ダイソン(dyson)のサイクロン掃除機です

 2012年9月発売のサイクロンクリーナー「DC46シリーズ」と比較して30%の小型化・40%運転音を低減したモデルとして発売されたDC48シリーズの本体サイズをそのままに、さらに「ティアーラジアルサイクロン」により、さらに強力な遠心分離力のあるサイクロンで微細なゴミを分離することで「他のどの掃除機よりも確実にゴミを吸い取る」とアピールしている掃除機です。

 なお、同時発売の「DC63モーターヘッドコンプリート」と「DC63モーターヘッド」は、ヘッドの性能や付属品が異なっており、本体は色が異なるのみになっています。比較表はページ下部を御覧ください。

主な特長

2Tier Radial(ティアーラジアル)サイクロン

 24個の内側のサイクロンがより強力に微細なゴミを分離。変わらない吸引力、吸引力を最大化するために空気の経路を再設計しており、ダイソンの歴代のサイクロン掃除機の中でも最もゴミ集塵能力を高めたモデルとなっています。

本体質量2.75kgの軽量本体

 「ダイソンデジタルモーターV4」を搭載した本体は小型化を可能にした一方で、強力なパワーを生み出します。運転音もダイソンの旧モデルに比べて低減されています。

フローリングからじゅうたんまでカバーするタービンブラシ

 カーボンファイバー素材とナイロン製のブラシの2種類のブラシにより、フローリングでは静電気を抑えて微細なゴミを吸い取り、じゅうたんでは強力なブラシ回転により奥のゴミをかき出します。タービンヘッドは風によるブラシ回転のため、より強力な力でじゅうたんからゴミを取りたい場合には、モーターヘッドモデルもあります。

お手入れラクラク、1年に1回水洗いのフィルター

 ダイソンのフィルターお手入れは大変簡単で、ダストカップ中央の「プレモーターフィルター」を1年に1回水洗いのみとなっています。他社クリーナーのようなHEPAフィルターは本体内部に装着されていますが、こちらは強力な遠心分離力によって細かいホコリが付着しないようになっているため、お手入れは不要です。

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参考価格

DC63モーターヘッド発売開始時価格:83,000円前後

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DC63タービンヘッド レビュー、使用感

 DC63THは、ダイソンのキャニスター掃除機の2014年最新モデルで、本体はDC48とサイズがほぼ同一で、旧型からの小型・軽量のデザインを踏襲しています。この本体は、「ダイソンボール」でおなじみとなった小回りが効き、倒れにくいデザインとなっているため、ちょっと変わった見た目ですが、機能性を重視しています。

 集塵能力は「パワフルなダイソン」そのもの。本体の吸込仕事率はわずか160Wと、他社のサイクロン掃除機と比較して低いのですが、ダイソンはヘッドが床面に吸い付くようなデザインになっており、ここが密閉状態になることでより高い吸込みパワーを生み出し、細かいゴミを取ってきます。もちろん、さらに強力になったサイクロンで微細なゴミまで分離することで、本体のパワーも落ちません。

 DC63タービンヘッドは、DC48からのマイナーチェンジモデルではありますが、ティアーラジアルサイクロン技術により、さらに強力にゴミを取れるよう進化しています。DC48から吸引力を10W下げているものの、「ゴミを取る集塵能力」は、DC48からさらにアップしているということです。そのため、ダイソンでは吸込仕事率を「わざと」低めにしており、高くしてしまうと、ヘッドが床面に吸いつきすぎてしまうためにこのようにしているのだそうです。ダイソンではこの集塵能力を、アピールポイントである「他のどの掃除機よりも確実にゴミを吸い取ります」という根拠にしています。

 発売時価格はDC48タービンヘッドが85,524円+税だったのに対し、DC63MHは74,800円+税と抑えられています。これは、付属品がDC48THが3点でしたが、DC63THでは1点(コンビネーションノズル)のみに変更されているためです。ダイソンもかなりユーザーが増えているため、旧モデルの付属品が流用できることが多く、ダイソン同士での買い替えにも配慮した形といえるのではないでしょうか。なお、付属品の多いモデルは「DC63モーターヘッドコンプリート(DC63COM)」となっています。

 また、お手入れの面はサイクロンクリーナーで大変重要な点ですが、ダイソンはダストカップの中で強力な遠心分離を行い、他社の掃除機だとプリーツ状のフィルターに付着させなければならない細かいホコリを、風の力だけで分離しているのが大きな違いです。カップ中央にある筒状のプレモーターフィルター」を1年に1回水洗いで済むようになっているため、大変ラクラクです。ここは、まだ国内他社のサイクロン掃除機が追いつかない部分でもあります。

仕様(スペック)

型名DC63TH
カラーバリエーションサテンフューシャ/ブルー
(ピンクのサイクロン部分にブルーのラインが入っています)
吸込仕事率160AW
本体寸法(幅×奥行×高さ)193×361×253mm
本体質量2.75kg
ホース、延長管、ノズルを合わせた質量4.84kg(モーターヘッド)
運転音非公表
集じん容積0.5L
付属品・コンビネーションノズル
発売時期2014年4月

ダイソン DC63とDC48の比較表

 

DC63モーターヘッドコンプリート(DC63COM)

DC63モーターヘッド(DC63MH)

DC63タービンヘッド(DC63TH)

DC48タービンヘッド(DC48THSB/DC48THSY)

本体サイズ

幅193×奥行361×高さ253mm

幅192×奥行361×高さ253mm
本体質量
(標準質量)

2.75kg(4.97kg)

2.75kg(4.84kg)

2.7kg(4.75kg)

ヘッド モーターヘッド(カーボンファイバーブラシ搭載) タービンヘッド(カーボンファイバーブラシ搭載)
吸込仕事率

160AW

170AW
消費電力

1150W

運転音

非公表(DC46より40%低減)

集じん容積

0.5L

サイクロンの分離性能・排気性能

0.5μmの微細なゴミを空気から99.8%分離。

ポストモーターフィルターで0.3μmの微細なゴミをほぼ100%キャッチ

排気フィルター

水洗いのみのプレモーターフィルター(スポンジフィルター)

洗浄・交換不要ポストモーターフィルター(HEPAフィルター)

お手入れ

プレモーターフィルターを1年に一度洗浄

付属品 ・タングルフリータービンツール
・リーチアンダーツール
・カーボンファイバーソフトブラシツール
・フトンツール

・コンビネーションノズル

・フレキシブル隙間ノズル
・フトンツール
・ソフトブラシツール
発売時期

2014年4月

2013年4月
型名

DC63COM

DC63MH

DC63TH

DC48TH

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